信頼性データについて

信頼性データについて

信頼性データで使われる値としてMTBF/MTTFなどがあります。製品の種類によって使う値が異なります。

MTBF

Mean Time Between Failuresの略で、日本語では「平均故障間隔」などと呼ばれています。

故障してから次に故障するまでの平均時間を指しあくまでも修理できる製品を前提としています。

MTTF

Mean Time To Failureの略で、日本語では「故障までの平均時間」などと呼ばれています。

故障までの動作時間の平均値を指しここでは修理しない製品を前提としています。

GBICなどが故障した場合に修理を行なわないものは、MTTFを用いて信頼性を評価します。故障率は、単位(FIT)では109時間に何回故障するかを示します。MTTFは温度などにも依存するので、実際の使用環境の条件での値を参考にする必要があります。

以下のグラフが温度とMTTF・FITの1例になります。

温度とMTTF・FITの1例